対話・作文クラス

対象 大学生・成人
授業時間 150分
月1回~4回

授業内容

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授業内容の基本は、小学生・中学生・高校生のクラスと同様です。さまざまな教材を読む、聞く、または見るなどして、考え、討論し、最後に自分の意見を作文にしてまとめていただきます。授業の狙い・効果には以下のようなことがあげられます。

① 職場(学校)などで必要とされる文章、作文、論文対策

課題を正確に読み取り、考えた自分の意見を論理的に書けるようになります。訓練をくりかえすことによって、より複雑で洗練された文章を書けるようになります。また、文章を書くことに慣れるので、作文や論文の課題を課せられたときにも、ひるまずのぞめるようになります。

② コミュニケーション能力・ディスカッション能力の伸長

授業では対話を重視し、「聞く・話す」の訓練をくりかえしおこなうので、物事の核心をつかんで、他者の意見を尊重しつつ、自信をもって自分の意見が言えるようになります。また、議論のしかたを学べるので、会議のリーダーとして、質のよい議論を組み立てて、場を盛り上げ、最後に適切にまとめることもできるようになります。

③ プレゼンテーション力の伸長

授業では、受講者同士で活発な議論をしていただきます。その際には、自分の意見を他の人たちに理解してもらえるように、話す工夫をしていただかなければなりません。さらに、自分の意見に賛同してもらうためには、発言の根拠にもとづき、順序立てて、論理的に話さなければなりません。授業においてこのような経験をかさねることによって、職場で必要とされるプレゼンテーション能力が身についていきます。

④ 発想力の伸長

授業では、現在話題になっているものから古典までを幅広くテーマとしてとりあげます。
さまざまな知識が身につくと同時に、さまざまなものの見方に接することができるので、今までにない発想をすることができるようになります。あらゆる角度からものを見ることができるようになると、発想の転換が容易になり、職場で必要とされるブレイクスルーにも応用ができるようになります。

⑤ 異質なものや異文化に対する寛容さの獲得

対話の中で、他者の意見を尊重することを学ぶので、異質なものや異文化と共存する能力が身につきます。ますますグローバル化していく社会の中で、世界に通用する職業人として活躍できる、柔軟で幅広いものの見方や考え方が身につきます。